玉村本店 美山ブロンド

　入荷しました。玉村本店美山ブロンド。お値段は1本410円。
　玉村本店は、最近、うちの品揃えに加わった志賀高原ビールの製造元なんですが、季節限定商品は志賀高原ビールでなく、玉村本店の名で出しておられるます。こちらの美山ブロンドも夏限定商品ですので、玉村本店の名前なんです。
　美山ブロンドは麦芽100％でなく、副原料の米を使っていますが、この米は玉村本店さんが自前で栽培した酒米の美山錦です。大手のビールの副原料の米は、食用にはしにくいくず米を使っています。米が違うので、風味も一味違ってきます。この違いを感じていただければ嬉しいです。

英勲 純米大吟醸 生詰

　真夏に向かっているこの時期、日本酒よりもビールという方も多いでしょうが、涼みに似合う日本酒もあります。
　もちろん、冬からある生酒を、冷たくひやしたり、お酒によっては氷を浮かべて飲むというのもいいものです。
　しかし、生酒よりももう少しあっさりした口当たりのお酒もあります。このお酒もそうです。通常、日本酒は２回加熱処理してありますが、それを１回だけにしてあるお酒です。通常のお酒よりも香りがありますが、生酒ほどには香りが華やかではありません。そのぶん、軽やかな印象ですね。

　あまりたくさんではありませんが、うちでも、そういうお酒を仕入れてみました。英勲さんのお酒です。英勲は、京都伏見の蔵の中で、非常に高品質のお酒をつくっている酒蔵です。その腕前をこのお酒で実感してみてください。
1本1680円、まっとうな純米大吟醸としては破格の安さですしね。

造形の妙

　先日ご紹介した夏大根です。ただし、少しばかり真っすぐでないやつです。いい形です。

　ところで、通常流通する大根は、まっすぐなものばかりです。こういうのを見る機会は、少ないのでは？
　売っている大根がまっすぐなのは、二つ理由があります。一つは一度にたくさん運べること。箱に収まりがいいですから。
　もう一つ、又になっている大根は、スが入っているのがおおいのだそうです。間引きのときも、葉のつき方で根が又になっているのを見分け、引いていくんだとか。
　もっとも、作った方の腕がいいので、こういう大根でもスが入っていることはほとんどありません。皮をむくのに少々厄介ですが、料理に問題なし。お孫さんが喜ぶので、買っていかれるおばあさんもおられます。
　ちなみに、今日は1本100円です。

志賀高原ビール

　正確には、土曜日の夕方。もうすぐお酒の会が始まろうかという時間に届きました。そんなときに届いたので、写真をとる暇がありませんから、上で使ったのは、以前に撮ったものです。味見しようと思って、通販で買ったものです。あらかじめ味見をして、なかなか出来がよかったので仕入れました。
　ただ、そのときには手に入ったのですが、現在メーカー品切れ中の商品が、写真に混じってます。一番左の美山ブロンドです。この商品は入荷してません。ご注意ください。
　入荷中の商品ですが、ペールエールは、すでにある博石館や新潟麦酒のものに比べて軽い印象です。
　ＩＰＡ（インディアン・ペールエール）は、華やかな香りと強い苦味がうまく調和したもの。ポーターは、苦味と甘味が強調しあった、こってりした黒ビールです。いずれも、当店では同一ジャンルのものがありません。初めての入荷です。是非呑んでみてください。

　なお、今回入荷しなかった美山ブロンドですが、順調に売れれば、６月中に入荷するかと思います。順調に売れればですけどね。みなさんよろしくお買い上げください。

上賀茂の森田さんの大根

　スナックエンドウ、きゅうり、とまとときて、大根です。上賀茂森田さんの大根、一本　150円です。世に言う夏大根。品種としては、時無し大根というやつです。これも、京都の伝統野菜なんですよ。
　大根はアブラナ科ですから、この時期には花が咲き終わって食べられないはずなんですが、花の咲くのが特別遅いのがこの品種の特徴。
　この品種のおかげで、大根の旬が冬だけでなく初夏にまで広がったのです。
　もちろん、冬と同じというわけには行きませんで、甘くありません。おでんにでもすると、苦くなりやすいのです。逆に、ピリッとした辛味が利いてますので、オロシにして食べるのがおすすめです。
　このところ気温の変化が激しいので、体調も崩れがち。風邪などひかれたら、根のほうをおろしで召し上がるのがいいと思います。

　あとですね、写真をご覧の通り、葉っぱつきです。下ゆでしてアクをとり、味をつけてお揚げとたきなおすと、一品です。軽くいためるのも美味しいです。
　一本で二重に美味しいので、とってもお買い得ですよ。