山岡酒店の日記やお知らせ、売り物のお酒をご案内しています。
飲むこと食べることをこよなく愛する私と料理と素材に精魂込める母と商品知識は今ひとつながら愛想はいい父親の三人の店です。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 新潟麦酒の新商品が入荷しました。両方とも今日現在、メーカーさんのホームページに掲載されていませんが、正真正銘新潟麦酒さんの商品です。 青い瓶がカナディアンピルスナー。330ml瓶で320円です。今日入荷した分がメーカー初出荷です。地元はともかく、その他の地域では当店が最も早く買える店だと思います。 味見をしたところ、淡い麦わらの色をした、スーッとさわやかな香りでした。ピルスナーは透明であることを求められるので、通常は透明なんですが、こちらの商品は瓶内発酵なので、当然酵母が入っていて、濁っています。この濁りのおかげで、上澄みの軽やかさと、下の方の軽やかさとコクが上手く同居した部分の両方が楽しめます。 また、瓶内発酵由来の炭酸ガスだけですので、とても穏やかに感じられます。気が抜けているのではないですよ。肌理が細かいのが分かるのです。この点は、充填した炭酸ガスでは楽しめないところです。 もう一つ、透明の瓶の商品は、ビールではありません。 「麻の水」 (140円)という炭酸水です。砂糖は入っていません。原材料は、水と炭酸ガスと「麻の実のエキス」です。同社の人気商品、麻物語の原材料の麻の実を使った関連商品です。 やや控えめな炭酸と麻の実の心地よい苦味と微かな甘味が、乾いた喉にやさしく感じられると思います。 両方とも少し背の高いビンで格好よしです。となりに麻物語を置いてみたので比べてください。 ところで、この二種類は、いつもの新潟麦酒とは高さが違う瓶ですので、箱も高さの違うものでないといけません。そういう箱もあるはずなんですが、今回はごらんのようにガラス瓶用の箱が使われていました。 リサイクルだなんだと色々言われていますが、まだ使えるものをわざわざ煮溶かして作り直すまでもなく、そのまま使えばすむこと。それをあっさりとやってくださる新潟麦酒さんに、拍手!!ちなみにこの箱は、さらにお酒の地方発送に使いました。 PR 白扇酒造から、柳蔭とゆず酒が入荷しました。 柳蔭は、以前から取り扱ってますが、先頃の税制改正で同じものなのに、分類が「みりん」から「リキュール」にかわりました。なんとも無意味に思えます。その際、酒税額の変更などもあり、度数がこれまでの22度から20度に変更されました。 飲まれた印象は特に変わらないとは思うのですが、いかがでしょう? ゆず酒は、通常の果実酒のように甲類焼酎(ホワイトリカー)を使ったものと違い、米焼酎と日本酒をブレンドしたものが使ってあります。そのため、口当たりはふくよかで、旨味もあります。 写真では上手く写せなかったので分かりにくいですが、柚子の色が美味しそうです。梅酒ともどもこちらもよろしく。 右のオレンジ色をしているのがコリンキー(480円)。左の白っぽいのがそうめん瓜(300円)、そうめんカボチャとも言いますね。 見慣れない姿かもしれません。両方ともカボチャや瓜の仲間です。正確に言いますと、西洋カボチャ系のもので、よく見かける緑色をした甘いカボチャとは別の系統のものです。西洋カボチャは、甘くなくシャキシャキした食感が特徴で、有名な鹿ケ谷かぼちゃやズッキーニもこの仲間。 食感を楽しむため、若いうちに取るものが多く、今の時期だと遅めです。とはいえ、さすが作っておられるかたの腕が良いので、状態はもうしぶんありません。 そうめん瓜は、以前に比べて随分知られてきました。輪切か半分に切って茹で、中のみの部分を掻き出すと細長く取れてくるので、これをサラダや酢の物、知るものの浮きに使ったりします。ただし、ハズレに出くわすと、スジだらけのゴリゴリになりますのでご注意を。 コリンキーは、瓜のようにして食べてください。酢の物、漬物、サラダなどなど。緑色のカボチャのように料理すると、実に甘さがないぶん、物足りないかもしれません。ただ、お酒のつまみにはそのほうが良いという方もあります。 なお、早速ですが、本日分のそうめん瓜は売り切れました。次の入荷は水曜日です。 まだメロンが普及する前、夏のおやつに食べていたのがこのまくわ。大変人気があったようです。まくわメロンと呼ばれたこともあり、メロンの代用みたいなものだったようです。 まくわも色の違いなどから、いくつか品種があるようですが、うちで仕入れているのは、黄まくわとか金まくわと言われる系統です。色が目立ちますし、見逃しても非常に強い甘い香りで、気づいてもらえます。 メロンに比べて甘さが穏やかで食べやすいのですが、反面冷蔵庫で冷やしすぎますと、甘さが物足りません。冷蔵庫の普及につれて消えていったようです。それでも、年配の人は懐かしさから、若い人も食べやすさから根強い人気があります。 特に、うちで分けていただいているのは、完熟してから収穫しているものなので、味の良さは格別です。 さて、おかげさまで大人気のまくわ。そのうえ、今年は当たり年で甘さも格別です。2日に一度の入荷なんですが、二日分のつもりで仕入れても、ほとんど一日で売り切ってしまうほど。こちらに紹介するのも、そうした理由から控えておりました。 夏の名残を味わっておきたいという方、月、水、金だと手に入るかと思います。ぜひ、ご賞味ください。 |
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