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山岡酒店の日記やお知らせ、売り物のお酒をご案内しています。 飲むこと食べることをこよなく愛する私と料理と素材に精魂込める母と商品知識は今ひとつながら愛想はいい父親の三人の店です。
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 白扇酒造から、柳蔭ゆず酒が入荷しました。
 柳蔭は、以前から取り扱ってますが、先頃の税制改正で同じものなのに、分類が「みりん」から「リキュール」にかわりました。なんとも無意味に思えます。その際、酒税額の変更などもあり、度数がこれまでの22度から20度に変更されました。
 飲まれた印象は特に変わらないとは思うのですが、いかがでしょう?

 ゆず酒は、通常の果実酒のように甲類焼酎(ホワイトリカー)を使ったものと違い、米焼酎と日本酒をブレンドしたものが使ってあります。そのため、口当たりはふくよかで、旨味もあります。
 写真では上手く写せなかったので分かりにくいですが、柚子の色が美味しそうです。梅酒ともどもこちらもよろしく。




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 右のオレンジ色をしているのがコリンキー(480円)。左の白っぽいのがそうめん瓜(300円)、そうめんカボチャとも言いますね。 
 見慣れない姿かもしれません。両方ともカボチャや瓜の仲間です。正確に言いますと、西洋カボチャ系のもので、よく見かける緑色をした甘いカボチャとは別の系統のものです。西洋カボチャは、甘くなくシャキシャキした食感が特徴で、有名な鹿ケ谷かぼちゃやズッキーニもこの仲間。
 食感を楽しむため、若いうちに取るものが多く、今の時期だと遅めです。とはいえ、さすが作っておられるかたの腕が良いので、状態はもうしぶんありません。

 そうめん瓜は、以前に比べて随分知られてきました。輪切か半分に切って茹で、中のみの部分を掻き出すと細長く取れてくるので、これをサラダや酢の物、知るものの浮きに使ったりします。ただし、ハズレに出くわすと、スジだらけのゴリゴリになりますのでご注意を。

 コリンキーは、瓜のようにして食べてください。酢の物、漬物、サラダなどなど。緑色のカボチャのように料理すると、実に甘さがないぶん、物足りないかもしれません。ただ、お酒のつまみにはそのほうが良いという方もあります。


 なお、早速ですが、本日分のそうめん瓜は売り切れました。次の入荷は水曜日です。




 9月に入って涼しい日が続いているなと思ったら、一転蒸し暑い夜になりました。涼しくなったから、こってりしたビールが美味しくなりましたねと、メールを参加の方から頂いていたのですが、少々当てが外れました。そんなわけで、ややすっきりしたタイプを多めに出すことになりました。
 参加していただいたのは、四人の方。ただし、ご夫婦で参加された方が、小さいお子さん連れでした。正確には、飲まれた方4人。飲まなかった方1人ですね。こちらのご夫婦は初参加。先日の船岡山公園のイベントで、日本酒バーをされておられて、そこで初めてお会いしました。
 お一人は、これまで何度か来て頂いているビール好きの方。かなりお詳しい方です。もう一人は、私の大学時代からの友人です。
 お出ししたのは次の通り。最後の1本という商品も、三種類ありました。

志賀高原ビール  美山ブロンド
オゼノユキドケ  レッドエール
コエドブルワリー ディンケル
オゼノユキドケ  ブラウンヴァイツェン
博石館      自然麦酒 恵那天然酵母
志賀高原ビール  IPA
コエドブルワリー さつまいもラガー
新潟麦酒     麻物語
新潟麦酒     エールドルレクチェ
新潟麦酒     エスプレッソ


 最初にすっきりした印象のものをということで、美山ブロンドをやや冷たい目で。ぬるくなるにしたがって印象が変わりますよ、という紹介のせいか、皆さん温度の違いを確認しておられました。
 さて、最近のテーマは「お別れ会」。もうすぐ無くなる商品を飲もうというものです。その1本目。オゼノユキドケ レッドエール。ちょっと早めに出しました。この種のジャンルのものとしては、非常に出来の良い商品なんですが、なにしろ同様の商品を出している他社が多いので、埋没気味。そこで、もっと個性的な商品に切り替えるのだそうです。やはり、出来のよさを再確認できました。特に香りの複雑さは好評でした。また、限定で復活してほしいものです。
 続いても、「お別れ」のビールです。コエドビールのディンケル。麦芽が特殊な品種を使っているもので、舌の上で感じる味の膨らみとコクが好評でした。
 飲みやすいものから、コクのあるものへ移っていくように、ブラウンヴァイツェンをだしました。味はしっかりしてるものの、香りが控えめなのと熟成のせいか非常にまろやかな仕上がりなので、飲みやすい印象になります。
 そこで、もう一つこってりの前に、やや飲みやすいものをと思って、自然麦酒 恵那天然酵母仕込をだしました。なにしろ天然酵母です。なるべく同じように作っておられるはずですが、実はロットごとに味が違います。それに出荷から時間を経るにしたがって、これまた状態が変わります。今回あけたものは、温度のせいもあるでしょうが、自然麦酒の香りが非常に明瞭な印象でした。
 相変わらず不思議で複雑な香りです。どなたか何の香りか判定してほしいものです。
 さて、いよいよこってりしたビールに向かいます。志賀高原 IPA。ホップの香りが強烈なビールです。しかし、ここで思いがけない反応が。自然麦酒の不思議で複雑な香りを堪能したあとのため、ホップの香りが単調に感じられ、印象が今ひとつになってました。天然酵母はたいしたものです。
 続いてさつまいもラガーです。これも最後の1本のはず。さつまいもですから、香りは控えめ。香り成分を多めに集める焼酎のようにはいきません。時にはさつまいもの風味を見つける方もあるのですが、今回はそれほどの反応がありませんでした。でも、のど越しの違いは感じてもらえました。
 最後の締めの前に、少し口直しということで麻物語です。麻の実の香りは感じてもらえたでしょうか。
 締めの2本はほぼ定番のもの。デザートを出す代わりに、エールドルレクチェ。甘い香りに、甘くない味。最初は違和感があったようですが、甘くない分、慣れてくると飲みやすいのが分かってもらえたようです。
 最後はおなじみ、エスプレッソです。例によって、冷たいものと温めたものを比較してもらいました。

 楽しんでいただけたと思います。お一人を除いて。

 お酒の会の間、飲んで楽しむわけにも行かず、わけの分からないだろうお酒の話をしている横で、大人しくしていてくれた子供さんも楽しんでくれるかなと思って、今回も玉子を摘まんでみました。玉子を摘まんだこともさることながら、黄身がぺたっとならずにほとんど丸のままでお皿にある様子に、目が丸くなってはりました。子供さんの反応は面白いです。
 少しずつ秋めいてきました。それでも、閉店時間の8時でも、暑いくらいの日がたびたび。特に店の前の千本通りは、8時まで車の往来が激しく熱気がこもっています。熱島(ヒートアイランド)現象が実感できます。
 しかし、8時を過ぎますと、車の往来が減り、夜風も涼しくなってきます。この涼風を引き込もうと、ときどきですが、閉店後もシャッターを開けていることがあります。
 閉店後なので、散らかってはいますが品物はあります。声をかけてもらえれば、販売もしております。夜更けの通りがかりにシャッターが開いてれば、遠慮なくお声かけください。

 ただ、毎晩必ず開いてるわけではありませんので、その辺はご容赦ください。

 まだメロンが普及する前、夏のおやつに食べていたのがこのまくわ。大変人気があったようです。まくわメロンと呼ばれたこともあり、メロンの代用みたいなものだったようです。               
 まくわも色の違いなどから、いくつか品種があるようですが、うちで仕入れているのは、黄まくわとか金まくわと言われる系統です。色が目立ちますし、見逃しても非常に強い甘い香りで、気づいてもらえます。

 メロンに比べて甘さが穏やかで食べやすいのですが、反面冷蔵庫で冷やしすぎますと、甘さが物足りません。冷蔵庫の普及につれて消えていったようです。それでも、年配の人は懐かしさから、若い人も食べやすさから根強い人気があります。
 特に、うちで分けていただいているのは、完熟してから収穫しているものなので、味の良さは格別です。

 さて、おかげさまで大人気のまくわ。そのうえ、今年は当たり年で甘さも格別です。2日に一度の入荷なんですが、二日分のつもりで仕入れても、ほとんど一日で売り切ってしまうほど。こちらに紹介するのも、そうした理由から控えておりました。
 夏の名残を味わっておきたいという方、月、水、金だと手に入るかと思います。ぜひ、ご賞味ください。


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